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こんにちは!ちくわです♪
みなさん何に投資していますか?
セクターローテーションから見た場合、2022年12月現在、どのセクター・ETFに期待できるのか、まとめましたので参考にしてください♪
セクターローテーションとは
まず、セクターローテーションとは、景気や金利の状況により、良いパフォーマンスが期待できる業種(セクター)が移り変わっていくことを指します。
セクターについては別記事にてまとめていますので、↓↓こちらを参考にしてください↓↓
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3NN5VF+9Z0EK2+5140+5ZMCH)
現在の米国の状況
経済成長(GDP)
現在(2022年5月)の米国の状況としては、2022年第一四半期の実質GDPの速報によると、コロナショック時以来のマイナスに転じました。コロナショック後は高めのGDP成長を記録してきましたが、インフレやウクライナ戦争もあるかと思います。2022年1月時点では予想GDP成長率は4.0%と高水準な経済成長を想定していただけに先行不透明感が広がっています。
![](https://tenking-fam.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-20_07h49_19.png)
物価(インフレ)
一方、インフレ率については2022年7月に8.48%をピークをつけた以降、毎月下がり、10月には7.76%まで下がっています。
![](https://tenking-fam.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-13_11h21_21-1024x356.png)
FRBは2%程度のインフレ率を目標としていますが、現在はまだ高すぎます。とはいえ、春から始まった急激な利上げによりインフレ率は落ち着きつつあるため、今後は利上げペースは下がり、金利を維持するフェーズに入ることが見込まれています。
金利
アメリカの政策金利の推移です↓↓
![](https://tenking-fam.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-06_21h04_09-1024x312.png)
3月から利上げを開始し、5月に0.5bp上げ以降、驚異的な角度で上がっていることが分かります。株式は金利の影響を大きく受けるため、9月までは株価指数(特にグロース株を多く含むナスダック)は下げ続けていました。しかし、インフレが落ち着きを見せ始めたことで、利上げが終わりを迎えつつあります。それにより10月以降は株価は上がり始めています。
次に、長短金利差(10年債利回り-2年債利回り)です↓↓
![](https://tenking-fam.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-06_21h12_52-1024x311.png)
この長短金利差は、景気後退の前兆のシグナルとして見られる指標です。この長短金利差がマイナスになった後(1年~2年程度)に景気後退が来ています。
通常は、償還期限の長い債券の方がリスクプレミアム(将来何が起こるか分からないリスク)が上乗せされるため、利回りが高くなります。また、経済が強い状態も長期国債の金利も高くなる要因です。
短期国債においては償還期限が短く、リスクが低いためリスクフリー資産と呼ばれます。この短期国債の利回りは国の政策金利の影響を大きく受けます。(国が経済やインフレをコントロールするために調整する)
2022年4月1日に逆イールドが発生しました。これは、歴史的高インフレを抑えるためにFRBが政策金利を(激しく)上げると見られているため。これにより短期国債金利が急上昇して、逆イールドに至っています。6月以降は逆イールド継続中!
そして、最近は「不況は来るのか?」といった話題をよく耳にするようになりました。
ということは、先見性のある株式市場は、既に不況が来ることを織り込んでいると見て良いでしょう。
テスラ・ツイッターをはじめとした大企業はリストラしてますし。。。
好調なセクターは?
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この図の左下の「公共事業」、「生活必需品」そして「ヘルスケア」が今期待できるセクターです。
「通信サービス」も不況に強いセクターに分類されますが、中身の大部分は「実質的にハイテクセクター」(Google、メタ(旧Facebook)、NetflixやTwitter等)となっており、セクターとしてはオススメできません。旧来の通信サービスのベライゾンやAT&Tは良いですが、個別株になります。
これらのセクターに投資する場合、セクターETFがおすすめです♪↓↓
セクター | バンガード社 (組入銘柄数) | ステートストリート社 (組入銘柄数) |
公共事業 | VPU(64) | XLU(29) |
生活必需品 | VDC(99) | XLP(32) |
ヘルスケア | VHT(443) | XLV(65) |
バンガード社セクターETFは、米国大中小企業が対象となっているため、組み入れ銘柄が多く、分散されている。経費率0.10%
ステートストリート社セクターETFは、S&P500採用銘柄が対象のため、厳選された銘柄となり、組み入れ銘柄数は少ない。経費率0.12%
各セクターETF(バンガード社)の年初来パフォーマンスです↓↓
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ディフェンシブセクターと呼ばれる「公共事業」、「生活必需品」、「ヘルスケア」はいずれも市場平均であるS&P500指数連動のVOOを大幅にアウトパフォームしています。セクターとして特に成績の悪い情報技術セクターは約30%も下げています。
今は不況が織り込まれているタイミングなので、「公共事業、生活必需品、ヘルスケア」が底堅い安定感!
ディフェンシブと呼ばれるセクターが比較的堅調に推移しています。今後、逆イールドが発生したことで1~2年後に見込まれる景気後退により、「公共事業セクター」、「ヘルスケアセクター」、「生活必需品セクター」に期待です!
高配当ETF
今のタイミングで良い成績を狙えるのはセクターで絞る以外にも、高配当ETFも非常に有効です!別記事「利上げ局面で強いETF」もご参考に!
高配当ETF ティッカー | 株価収益率 PER | 備考 |
バンガードS&P500ETF VOO | 20.3 | S&P500 |
バンガード全米株式ETF VTI | 19.4 | 米国株全体 |
バンガード高配当株式ETF VYM | 14.9 | 金融22% 生活必需品12% ヘルスケア12% |
iシェアーズコア 米国高配当株式ETF HDV | 17.45 | ブラックロック社 ヘルスケア25% 生活必需品18% エネルギー17% |
SPDRポートフォリオ S&P500高配当株式ETF SPYD | 12.76 | ステートストリート社 金融18% 公共事業17% 不動産15% |
![ちくわ](https://tenking-fam.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_3501.png)
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まとめ
今の米国の経済状況とセクターについてまとめました。
2022年の資産運用の参考にしていただければ幸いです。
以上。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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